新生セアカゴケグモ 合宿報告

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第二章「はじめてのいーびる・あい」

ここまでのあらすじ

 ギルド「新生セアカゴケグモ」は、ゴーゴンさんの可能性を追究するために、四国へ集まった。

 「私にはゴーゴンさんが必要なの!」
 少女の悲痛な思いを前に、山奥で自給自足の生活をしながらひっそりと世間の主流から隠れて生活していた
 ゴーゴン・フリードリヒ・ルートヴィヒ・フォン・メデューサ1世卿も心を揺り動かされるのであった。
 煌々と輝く瞳がこれから世間の闇を照らしていくであろう未来を想うと同時に、
 少女は自分の中にゴーゴンへの

 (省略されました。 全てを読むには第一章を参照して下さい)

平成22年2月6日 10:42 作戦名「邪悪なる豪傑を討て」

さーて、ようやく本編の動画が完成しましたので、第二章公開です。

「儂の輝かしき初陣じゃぞ!」

「こんな時期まで一度も使われてなかった、っていうのもある意味珍しいコモンよね。」


2−1「ゴーゴンさんを使ってみよう!」







「どうでもいいけど、もう新Ver稼働してますよね。(現在 平成22年3月6日)」

恐ろしく空気の読めてないコンテンツとなっていますが……
ここまでやった以上、やりきるしかありますまいて。

「海種に同モデルのヒュドラも登場したようだな。今日対峙してきたぞ」

2速ながら、リペア・ゲート・シールドを持ち、特殊技はLV制防御低下、そしてコモンの30コス。
何この落差。

「拡散攻撃だから、今後の海種トレンドにも十分ついていけそうね」

魔種のデモンナイトとも当たりました。双方地味ながら使い勝手はよさそうな30コスの気がします。

「1でもいなかった30コストコモンが入ったのは素晴らしいわ。もうこれで何のスキルもない目玉に初心者も頼らなくていいのね」

「3速の価値は伊達じゃないんだからね! いいからさっさと本編見ましょうよ!」



(フォーメーション)

「音声解説わざわざつけたんだから、この文章も殆ど意味ないわね」

それはそれ、これはこれ!
時間の都合などでしゃべりきれなかった部分は文章で、ということで一つ。

「散々言われているが、撮影角度がきつくて見にくい喃。なんとかならぬか」

この企画用の動画は全部、収録したのは2月6日ですから、この先も……
でも、この後の動画は多少撮影状態がマシになっているの(もあるの)で、勘弁してください。
ていうか、この動画ももうちょっと気を使えばもう少し見やすく編集できてたはずです、すいません。


「それはさておき、相手は主人公・神族撃剣に、ダークアリス・オーディン・ノーライフキングね。」

混種豪傑、狙いはよくわかりませんが、とにかく相手のペースにさせると面倒くさそうな顔ぶれです。
言い換えると、罠持ちは苦手です。

「というか、面倒くさい要素は罠だけではないか!」

戦闘にさえ押し負けなければ、勝てる相手……のはず!
開幕は、こちらもコストで押す! 行け! ゴーゴン・ルビカンテ・フェアリー!

「ちなみにこちらのUSは、アウェイク・サクリファイスI・キュアオールUであるぞ」

(緒戦)

「さぁ、いきましょう!」

「え、何の前触れもなく、いきなり出演!?」

「当然でしょ? 使用率No.1の私が、何の見返りもなく、こんな不人気使い魔に協力するわけないじゃない」

「毒舌キャラは被るから要らないと思うのだが……いえ、なんでもないっス!」

「誰が毒舌よ、正論を言ってるだけでしょ。いいから、全軍右アルカナへ前進!」



(1:09)

「魔種使いの朝は、常にフェアリーキッスから始まるのよ!」

これはあらゆるデッキに言えることですが、強化系特殊技を使うときは、なるべく相手が逃げられない状況にしたいところ。

「ルビカンテ! 攻撃強化系特殊使用、基本3箇条!」

「うっす!
 @相手に先に使わせる!
 A相手アルカナ寄りの位置で使用する!
 Bこちらの攻撃範囲に収めてから使用する!

 であります!」

……ま、実際にプレイしていると、なかなか遵守できないんですけどね、このセオリーも。

「だから勝率が落ちてるのよ」

そういうわけで、フェアリーキッスをスカされて、相手陣地側に移動。
弱ったフェアリーに撃レイジングスラッシュが襲いかかり、フェアリー討死。

「中央、肉壁薄いわよ! 何やってんの!」

「ヌシが柔らかいのも原因じゃろうに……むぅ、此奴さえいなければ、魔種の光属性の花形は……」

ないない。


(1:38)

「ところで、忘れるでないぞ。この動画は儂の可能性を探る企画であることに」

そうでしたね。
火力的にはまずまずなので、ノーライフキングを削るのに一役買っていたとは思いますが、
イービル・アイって、交戦開始時点で使いたい特殊技ですよね。

「そう考えると、相手が不死ならともかく、基本的には第2戦から出撃させるのも手かもしれないわね」

今回みたいに豪傑相手ならば致し方ありませんが、ルビカンテとゴーゴンを交互に繰り出すパターンで安定させるべきでしょうか。
ああ、でも、それだと、イービル・アイで弱らせて主人公瞬殺パターンが……。

「大したコンボじゃないし、別にいいんじゃない?」

そんな、第一章を全否定するようなことを……一応、この瞬殺パターンを重視するならば、
2体をなるべく多く回していくことになりますが、5枚型なら元よりこれが基本となるでしょうか。

「まぁ、そこを重視するならいいけど……それなら、USを見直すのも検討すべきかしら」

アウェイクをリターンゲートに、とかですか。メインの生存性を高めるのは意義があります。
それは検討してみましょう。

「いかに儂がタフな魔種とはいえ喃。さて、儂の力でノーライフキングも瀕死じゃぞ」

「レイジングスラッシュをちゃんと当てておけば……まぁ、ここは音声解説の内容で十分ね」

2速で追撃してますが、2速になると、1の頃にはなかった不利があるんですよね。
その最たるものがノエルの月影ですけど。

「儂を活かすためにも、やっぱり基本3速にしたいところじゃ喃」


(第2戦)
(2:27)

ルビカンテの回復を待って、中央より出撃です。PTは「ゴーゴン・ルビカンテ・牛魔王
ここは如何でしょう。

「正面からぶつかってもフェアリーがいないことだし、戦闘力的には先程よりやや落ちるか、ということで我がシールドを活かす。間違ってないぞ」

「シールド封印してからは、中央で迎撃するか、動画通り右を狙うか、判断が分かれそうね」

中央だと石交換的な形になり、うまく相手の割り込みを阻止できれば石残量で互角、位置関係的に不利、となりましょうか。
その分、動画のように中央へ先に陣取られるリスクはなくなります。
相手が罠持ちなので、このメリットは大きいかもしれません。
そのまま戦闘に勝利できれば、左へ流れて石2対1の勝ちパターンへ持ち込みたいところですが、まぁ、割り切るのは無理でしょうね。

「どっちが正しいのか、城主は自信がなさそう故、判断は読者に任せるとしようぞ」

「所詮、称号8の言う事ですからね」


(3:24)

「受けてみよ、我が奥義!」

予想通り、地味な効果ですね。

「利点は、正念場で使えなくてもそれほど困らないことかしら」

「じ、邪眼怖いんだから! パーティーみんな石化したら全滅扱いなんだから!」

「ああ、怖いな、石化は」

怖いですよね、石化は。
そういえば、バルバリシアも石化使えましたよね。

「バルバリシアの話はここではタブーじゃぞ!」

でも、やっぱり上手く集中攻撃できれば使えそうな気はしますね、イービル・アイ。
単スマと組み合わせると強い……かもしれません。

「主人公は壁役を務めることが多いしな。ティアマトなんかと組み合わせてみてはどうだ!」

……すいません、ティアマトも持ってないんです。

「まったく! 城主はまったく!」

「……ちょっと、死滅してたから黙ってたけど、戦闘の反省はしなくていいの?」

それは音声解説で十分ですから。

「何このコンテンツ、ふざけてるの?」

なんだと。(@u@ .:;)


(第3戦)
(5:08)

まぁ、フェアリー顧問もこうおっしゃっているので、
次は戦略部分も考えてみましょう。

「相手を2体落としたとはいえ、再出撃に時間を喰った喃。ここでシールドを封印しに行ったのは失敗じゃったか」

「動画でははっきり言ってませんけど、これは明らかに失策ね」

そうですね。
@相手のキュアUが溜まっていて、こちらはさっきサクリIを使ってしまったのでキュアUが溜まってない。
Aこの時点で純粋な石残量はやや不利だった。
B相手は純粋な戦闘力が高い豪傑デッキだった。

このような状況から考えると、
戦闘せずに石を割って、純粋なアルカナ残量で有利を取るチャンスをみすみす逃したと言えましょう。

「逆に言えば、ここで中央を割ってしまえば、流れのイニシアティブを奪えたわね」

イニシアティブを奪えば、キュアUを相手にとってあまり有効でない状況で使わせるように仕向けやすくもなります。
そういう意味でも、中央で割るのがここは正解でした。


(第4戦)
(6:19)

後は音声解説でつけた以上の要点はあまりないんですが……
とりあえず、ここは左から出撃すべきでしたね。

「私のHPをもう少し回復させてから出撃できていれば、キュアオールUもあんな惨めな使い方しなくても済んだでしょうね」

「我も落とされかねん状況だったしな。この時点での流れは完全に相手のものであったぞ」

「ここは何よりも、相手の主人公が撃武器なのを忘れていたのが酷いのでなくて?」

……称号8に有るまじき振る舞いでしたね。
かといって、とりあえずアモンを使っておく、という癖をつけるのもあんまりよくないよなぁ、という思いも。

「無駄撃ちだと、相手が特殊技の狙いを定めるチャンスを一回増やしてしまうものね」

「じゃが、結構城主も相手PTに一人も撃持ちがいない状況で襲撃予知を使っておる気がする喃」

……すいません。不器用ですから。

「だから勝率が落ちてるのよ」


(7:30)

さて、相手を追い返して、左石を割はじめました。
ここはどうでしょう。

「どうもこうも……中央の石は後ろの3体を先に乗せて罠を使わせるべきでした、という以上のことはないわね」

「完全に偶然の勝利じゃった喃。儂がいなくてはどうなっていたことやら」

牛魔王に感謝ですね。
これを見ると、シールド封印状態での3体割は案外馬鹿にならないようです。状況次第では、3体割を使ってイニシアティブを取れる場面も出てくることでしょう。


(反省会)

さて、今回の反省を活かして今後の編成をどうしましょうか。

「ゴーゴンの影が薄かったわね。外してもいいんじゃないかしら」

「早まるでないぞ! これからに……これからにござる」

「しかし、そこ以外は意外と完成度が高いような気がするぞ。変えるとすれば、雷をもう少し厚くするとかであろうか」

「私を外す選択肢がない以上、そう選択肢があるとは思えないわね」

うーむ、デッキを試行錯誤していく企画なんですけどね……。
まぁ、暫くこのデッキでプレイしてみて、使い心地をもう少し確かめてみましょうか。

「今回の相手はちょっと特殊だったしね。問題は私の剣だけであのタコとまともに戦えるかどうかよ」

すごく……嫌な予感がします。
私は不死相手に大活躍するゴーゴンさんも見たいのですけど。

「私は、替えるならむしろルビカンテの席だと思うんだけど?」

「ちょ、おま」

「まぁ、あのコンボ微妙だし、炎分は他にも候補がいるしね」

「これからに……これからにござる」

「そうよのう」

このデッキメンバーは、ゴーゴンさんの笑みに絶対の信頼を置いているということは別になかった。
次回予告

 初戦を危なげだらけの勝利で飾ったゴーゴン様一行。
 しかし、ゴーゴン様の旅はまだ始まったばかりである。
 初戦の危うさとは裏腹に、立ちはだかる敵を予想外の勢いで打ち倒し進軍するゴーゴン様。
 誰もがゴーゴン様の絶対性を信じていた。
 誰もが希望に満ち溢れていた。
 しかし、そこに最初の強敵が立ちはだかるのであった。

 次回、邪眼勇者ゴーゴン 「まずはその幻想をぶち壊す!」

 壊されるのは、どの幻想か!?

 第三章公開済み!

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