布告板余録の履歴 二〇〇八年弥生・卯月

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三月十九日の余録
(この日の出来事)
神奈川県横須賀市で
タクシー運転手が
首に包丁を刺され殺害、
現場から
脱走兵として捜索中の
米海軍兵士の
クレジットカードが見つかる。
原田ウイルス事件の裁判について

Winnyユーザーへの妬み……そんなものを、ウイルス作れるような人間が持つものなのかね?
記事では妬みと書いているけど、それはきっと本当の意味での「妬み」じゃないと思うのだ。
しかも対象は同級生。んなアホな。

ま、妬みと表現できる感情が容疑者の中にあったとしてだ、
それは恐らく、城主のような人間でも、察することのできるタイプの感情ではないか。
判決がどう出るかはこの際置いておくとして、次の一文。
傍聴した同級生の父親(59)は
「彼が反省しているのか分からなかった。
息子がねたまれるようなことは何もないはずだ」と当惑した表情で話した。

この同級生の父親の発言は、ある意味にてその通り。
さっきも書いた通り、通常に考えて、妬まれる要素なんてものがあると思えない。
裁判的な事情なのか何なのか知らないけれど、この表現はミスリードを招くと
城主は危惧します。
何が言いたいのかお分かりかと思いますが、これは絶対「妬み」が
動機ではないと思いますよ。同級生に向けられたのは、もっと違う負の感情。
ただの妬みなら、自分もWinnyユーザーになってしまえばいいのだから。

「妬み」と表現すると下賎な感情という印象が先行してしまいますけれど、
兎に角、
「手段を誤れば、自分がどんな気高い目的を持っていても、それは愚行・蛮行・悪行とされる」
この一事、ここが重要……。
客観的に見て、実際にその目的が気高いものかは問わず、
自分の価値観で高尚だと感じる目的ならば、それは高尚と評価できるもの。
しかし、それがどんなものであれ、
手段が客観的に見て汚ければ、その成果は高尚と評価されないのが常。

捕鯨反対が正義だとどれだけ信じていても、シーシェパードはテロリストと同格であり、
経済発展の為だとどれだけ掲げても、20世紀の開発独裁は独裁政治であり、
真の平等社会の実現と謳っても、クメール・ルージュは醜悪過ぎた虐殺でしかなく、
真実を伝える為だと主張しても、証拠写真を捏造すれば、耳を傾けるに値しない主張となり、
犯人逮捕の為と言っても、スパイを使って証言を引き出せば、証拠価値を認められず、
都市圏に比べ、地方でアニメが見られないと嘆じても、
 Winnyで落としていれば、ただのワレザーが権利者を害する為の言い訳にしかならない。

目的を高尚だと思えば思うほど、人間は手段に構わなくなりがちな気がします。
目的達成の手段は本当にそれ一つしかないのか、一度踏みとどまって考えるべきでしょう。
……と、ひぐらしの中でも教訓として語られているわけです。
自分が楽をする為に、そんな短絡的な手段しか考えないようにしているのではないか?
楽に流れず、正当性に手間をかける事を忌避してはなりません。

最後に一つ、人類史上の色んなものを弁護させて頂くと、
世の中には、手段が不当であっても達成しなくてはならない目的というのも、
当然存在していることだけは、付け加えておきます。

<Web拍手のコーナー>
>Wikipediaのハートマン軍曹の記事に城主殿の変換辞書がリンクされてて仕事中にフイタ 責任とれ!
城へのアクセスの7割は日本語辞書のページだと言っても過言ではない……。
皆様のご愛顧のお陰で色んなところに看板を出させていただいております。
一番飛んでくる数が多いのは、はてなブックマークのハートマン軍曹ページから……だったかな。
でも……できれば、他のコンテンツも見てあげてね?(´・ω・`)  大したものないけど。

ていうか、仕事中にハートマン軍曹なんて調べているんじゃないわよ!
四月七日の余録
(この日の出来事)
ロンドンで北京五輪の
聖火リレーに対して
チベット問題で
抗議する集団が妨害。
中国側は強く非難。
※この企画は、城主が今期視聴したアニメについて、適当に評価と感想を述べるものです。

城主的今期アニメ相場 第一期最終回 三証一部
俗・さよなら絶望先生↑(何期作っても許されそうだ。その分、ネタが風化しやすいが……)
CLANNAD→(動画力ってやっぱり大事だなぁ……いいキャラでした)
バンブーブレード→(2期作る気満々ですが、許される。広橋涼萌を再確認)
狼と香辛料→(嫌味が全くないイチャイチャアニメでした。小清水亜美萌も再確認)
ARIA The ORIGINATION↑(ARIAと共に、貴様らはウジ虫を卒業する、いいアリスちゃんアニメでした)
true tears→(原作がどんな感じだったか全く想像できないが……展開は絶妙なバランスの良作)
(フルメタル・パニック!)(ゆかな声を最初に可愛いと思ったのは、これだったっけな……)
シゴフミ→(良作の要素十分だっただけに、何か最後の中途半端感が惜しい……)
しおんの王→(名人自白しまくり。これも2期いきますか? いいぜ……来なよ……)
みなみけおかわり↑(何だかんだで、面白い展開を作ってくれたと思います、はい)
逆境無頼カイジ→(焼き土下座録り逃した……何のために俺はー)
H2O↑(悪くない。最終回を迎えた関東からは興味深い感想が聞こえてくるが……期待)
灼眼のシャナU→(近衛さんは結局おまけか……これもゼロ使同様3期来る?)
のらみみ→(結構需要高い作品だったのではないかと。いい脚本でした)
墓場鬼太郎→(水木やっぱ死んじゃったのね……どう足掻いても絶望)
もっけ→(普通に飛んで、普通に着地、いい意味で)
PERSONA3→(2クールからが本当の地獄だ……4発売を前に、どう動く)
破天荒遊戯→(小林沙苗キャラの可愛さに女性視聴者は嫉妬するか。かーわええー)
ドラゴノーツ→(貴重なロボ系だったが……今ひとつ最終的なインパクトに欠けたか)
獣神演武→(まぁ……バトルアニメに理屈は不要か……)
キミキス↓(結局そうなるのか……まぁ、そうだよねぇ……)
GUN SLINGER GIRL-IL TEATRINO-→(BS11で盛り返してくれるか、少し期待)
AYAKASHI→(まぁ、普通に着陸したんじゃないでしょうか、若干空気でしたが……)
素敵探偵ラビリンス→(結末忘れちゃった……見る人によっては、良作だったのでは)
ロザリオとバンパイア→(まぁ、最終回の展開とか、おまけですよね、この作品には)

相場短観
今までの経過から見て順当な結論になったかと。
2期作りたいオーラを感じる作品が多いですが、これから市場が縮小すると……心配だ。
ARIAの最終回は癒し系アニメとして文句ない形でしたね。
これが真の最終回と思うと感慨深いもの。ARIAと共に卒業する学生は幸せものだ。
他、案外がんばったみなみけおかわり、最終的には悪くなかった作品かと。
第二期のアニメも始まりますが、さて、どれくらい大月氏の発言が当たっているか……。
四月九日の余録
(この日の出来事)
北京五輪の聖火が
サンフランシスコ入り。
現地はチベット問題への
抗議活動に備え厳戒態勢。
仕事中、女子中学生が、
「うるせー!! バカ!! 死ね!!」
と、児童相談所職員に向かって言って帰っていた。
これが……リアル茜ちん……本物通りゾクッときたね。(性的な意味で

……ちなみに職員は「気をつけて帰れよー」と言っていた。


茜ちんはそんな罵倒使わない
うん、そうだね。



<Web拍手のコーナー>
>マクロスは観てないんですね
見てますよ、4月からの第二期アニメは、
一通り放送が終わってから感想を述べさせていただきます。
マクロスは完成度高そうで、期待値大。
今期最有力作品かもしれない。
四月十二日の余録
(この日の出来事)
ペルシャ湾を警備していた
アメリカの哨戒艇に対し、
イランの高速艇3隻が
急接近して挑発した事実を
CNNが報道。
北京五輪の開催を前にして、既に波乱だらけで開催が心配されておりますが、
既に十分競技を楽しめているのではなかろうか?
エクストリーム・聖火リレー」を。
テレビ局による何が起こるか分からない生中継、
ルールがまだ確立されてないがゆえに、限界突破の展開も
次々と出るであろうドラマティックなイベント。
エンターテイメントとしての価値は十分すぎるところかと。
まだまだ競技は前半戦なので、目が離せませんね。
誰も予想し得ない技を繰り出しあう……こんな夢のある競技が、
未だかつてあっただろうか。

と、いうわけで、十分北京五輪は皆楽しめているので、
従来の種目は無理に北京でやらなくても、
「世界平和スポーツ特別大会」として、どこか場所を借りてやるといいと思うよ。
四月十九日の余録
(この日の出来事)
ロシアの日刊紙、
モスコフスキー・
コレスポンデントが、
プーチン大統領の
離婚報道をした後、
発刊停止に
なっていることが明らかに。

パキスタンが
中距離弾道ミサイル
「ハトフ6」の発射実験に
成功したことを発表。
※この企画は、城主が今期視聴したアニメについて、適当に評価と感想を述べるものです。

城主的今期アニメ相場 第二期 三証一部
紅(ノーマークでしたが今期最右翼のょぅι゛ょアニメ、沢城みゆきキャラも高評価)
マクロスF(河森ロボアニメは最終的に勝者となる! 正攻法では最有力)
(フルメタル・パニック!)→(今期の中では相対的優位で買いか。元より鉄板だけど)
xxxHOLIC・継(待ってました! この空気は貴重、買い材料)
仮面のメイドガイ(小山氏の有効利用アニメ、最後まで熱が持てば強し)
隠の王(釘宮・日野黄金コンビ改、ショタ釘演技もまだまだ健在なことを示す一作)
ドルアーガの塔(I.Gやんちゃアニメ、このテンション、嫌いじゃないが、バランスが肝要)
ソウルイーターレイトショー(ボンズの本気に期待、でもなんで主人公に棒っぽいのを……)
(フタコイ、オルタナティブ)(一話のときはすげぇと思わされたんだよなぁ、一話は)
PERSONA3→(特に前回から伸びる材料なし、新OPも悪くない)
図書館戦争(世界観がどうしても廚臭いが、臭みを消す調理法に期待大。ものはよし)
D.C.2 S・S(家ではジャージ眼鏡、で買い材料。こそばゆさ、見せてみぃや)
我が家のお稲荷さま。(小清水狼の次はゆかな狐で……当たるかな)
ヴァンパイア騎士(乙女アニメファミリー最有力、主人公買い材料だが、どう伸ばす)
アリソンとリリア(NHK代表、結構無茶アニメだが、アリソンかわいいじゃないか)
S.A(乙女アニメファミリー、邑子さんだけで買い支える銘柄、主人公好きなんだけど……)
アンジェリークAbyss(乙女アニメファミリー、乙女アニメは何かモブの女の扱いが酷いような)
ゴルゴ13(なんか違う。舘ひろしは好きだが、なんか違う。もうだっぼん路線でいいんじゃね)
クリスタル・ブレイズ(何がしたいアニメかよくわからんけど、今後の伸ばし方に期待)
純情ロマンチカ(好奇心は三河武士を殺すか、流石にこれは好きしょ以来にガチすぎる)

(上場予定)
RD洗脳調査室
To Loveる
狂乱家族日記

(上場なし)
イタズラなkiss(時間帯被りにより切り)
あまつき

相場短観
大月氏の発言がやはり現実のものになってきたか……。
東海地方の火曜日がスカスカになるなど、枠の減少が見られます。
しかし、火曜日スカスカにするなら水曜日から少し移せよ……。

それはいいとして、今期は大幅に減った枠に乙女アニメの進出が目立つところ。
以前から、女性向け作品関連市場の方が、消費者は金を落としてくれるという話は
耳にしておりましたが、制作サイドもそれに準じてシフトしてきたということでしょうか。
しかし、それとて、現代のアニメ産業が抱える根本的な問題の前には
あまり関係のないことでしょう。時期に女性向け関連も制作サイドから見て
魅力がなくなっていく可能性は十分に残されています。
二次元を愛する者全員で、この警鐘に耳を傾け、
二次元産業の価値を取り戻す努力を行わないとなりません。

さて、今期のスタートダッシュは、紅とマクロスFがその後ろにだいぶ差を付けた印象。
紅はRED GARDENスタッフとのことですが、東海地方でやってなかったので、
どのような出来ばえか存じ上げませぬ…………Shit!
どこか抜けたところに可愛さが滲み出る主人公とょぅι゛ょとの戯れが魅力的であり、
それでいてあざとさを感じさせない演出、これは巧い。
この先のストーリー展開次第では、演出の転換をせざるを得なくなることも予想され、
どこまでトップを維持できるかは分かりませんが、とりあえず期待。
次点のマクロスFも、完成度ではトップと言ってよろしいかと。
中盤以降の加速力という点では、こちらの方が紅よりも強くなりそうな見込みもあり、
まだまだ予断を許しませぬ。
圧倒的な演出の奥深さで、歴史的名作シリーズの一角を占めてもらいたいところ。


……ところで、ソウルイーターは夕方のとどう違うのでしょうか。
四月三十日の余録
(この日の出来事)
中国チベット族自治州で
チベット独立派の幹部から
銃撃を受けて
公安幹部が死亡。


大阪府住吉区の
マンションで、
20歳の大阪地検事務官が
硫化水素自殺、
マンションの住民
約20人が避難。
祝日だったので、劇場版「空の境界」第一章・俯瞰風景を見て参りました。
夜に二回しか上映しないので、思わぬ夜間行軍と相成りました。
二章以降も夜のみだろうなぁ、地理的に仕事帰りには行きたくないけど……。

それはいいとして、作品感想。
1時間足らずの作品なので、端折りすぎてないかと思ってましたが、
なかなかいい感じ。
奈須きのこ小説は、なんと言うか、概念について描写するところに味がありますが、
流石にそこを映像作品で解説するのも無駄だし、何より初見の人には理解が追いつかない。
章ごとにテーマとして扱う概念が異なるので、各監督がどう表現するかが気になるところ。

第一章としては、まだ事物がそこまで入り組んでないから、
他の章に比べればやり易かったんではないかなぁ、と思いますが、
まとめ方としては、上手く絞ってあった気が致します。
巫条霧絵の飛行に対する認識が「第一章の」要でありますからね。
けれど、1ヶ月次回まで待たされる中で、直死の魔眼辺りの説明がないのは、
ううむ、やっぱり原作読んだ人前提でしょうか。
まぁ、説明ないのも原作通りと言えば原作通りなのですが。
この先の展開を思うと、原作知らずに見るのは辛そうだなぁ。

制作は、動画の技量には定評のあるufo tableですが、
動画は流石劇場版の冠をかぶるだけのことはあり美麗。
ufoの力は十分に発揮されたかと。
加えて、巫条ビルの映像的表現は流石でした。
あれだけでも、原作読んだ人には結構見る価値あるかもしれませんね。
DVDも出るわけですが、ufoならではのものとして、
上映前の猫アルク・式・幹也人形を用いた「携帯の電源はOFF」劇が見られるのは、
劇場版だけ!(多分)

<Web拍手のコーナー>
>かのこん・・・・。かのこんがないよ!!!
Gyaoで見ましたけど……AT-XとGyaoの他には、極めて特殊な方法でしか
見られないような作品は上場の対象外です。
基本は地上波とBSで放送されているものでランキング作っております。

さて、作品としては、
極めて暴力的なエロですが、まぁ、あれは民放じゃ無理やねぇ……。
でも、あれがGyaoでいけるなら……こじかだっていけたんじゃないのかよおお!!
もう、世の中のボーダーラインがわからない。

あ、前回上場予定に入れ忘れていた作品も、
過去ログでは加えておきました。どうでもいいことですが。
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