LoV軍学基礎講座 其の一
TOP以外から飛んできた方へ…http://mikawa-b.hp.infoseek.co.jp/
前口上
さて、城主余録から飛んでこられた方は、そちらの文で書いたとおりなのですが、
この企画はニコニコ動画のLoV動画におけるコメント内容に絶望した城主が、
独善的ながら、勝手に動画を利用して初心者向け解説を行ってしまおうという、若干無謀な企画です。
まぁ、とりあえずやってみましょうか……。
其の一「戦略上のセオリー」
題材 http://www.nicovideo.jp/watch/sm7343955 [LOV]ロードオブヴァーミリオン[全国プレイ動画5] 手前: (主・神族・炎武器) 25レナス、10アヌビス、15【神秘】エルフ、25イセリアクイーン、15フェニックス 相手: (主・神族・闇武器) 20ペガサス、10アヌビス、10メデューサ、30【掌握】セラフ、20クロ |
布陣 さて、なんでこの動画が題材か。単純に、外部出力で録っていただいているからです。 見やすい上に、台詞が聞き取りやすいのが素晴らしいですね。 それに加え、城主もそう大した腕をもっているわけではないので、初心者の方向けの基礎知識ぐらいしか教授できません。 それには、初心者同士の対戦動画を使った方が要点を解説しやすいこともあります。 さて、まずはデッキの分析から始めましょう。 手前は色々と珍しいデッキ。 5枚型というところもさることながら、【神秘】エルフにフェニックスと、回復能力を持った使い魔を2体用いております。 ダブル回復を滅多に見かけない理由としては、戦闘中は火力不足で不利になりがちなこと、 ダブル回復をやるならば息の長さを生かして4速パーティーを組みたいのに【神秘】エルフが3速なこと、 辺りが理由に挙がるでしょうか。とにかく、初心者が使うには些か難しい編成でしょうね。 使いこなすが難しいデッキかどうか、というものを考える上での目安としては、 そのデッキが目標とする勝ちパターンへ至る段階が複雑かどうか、ではないかと城主は考えます。 このデッキの場合、目標とする勝ちパターンへ到達する途中の過程が、難度高いと思います。 相手は最近よく見る神族単体ダメージデッキ。 ある程度防御に関する知識がないと、このデッキにはよく酷い目に遭わされているのではないでしょうか。 このデッキの勝ちパターンは単純明快、単体ダメージによって相手を一体落とし、相手パーティーの帰還を強いる。 それから、【掌握】セラフかアヌビスの特殊技で再出撃までの時間を稼ぎ、石を割る。 やることがはっきりしているだけに扱いやすい方には入りますが、単体ダメージを狙った相手に当てる技術を 習得していないと機能しないところが重要です。ミニマップを上手く活用しましょう。 しかし、敵の目的がはっきりしているというのは、逆にこちらも対策をしやすい、と言えます。 こういうデッキには、冷静沈着に相手の狙いを封じましょう。 このタイプのデッキを相手にするとき気をつけたいのは、特殊技の打ち合いになると相手が単体ダメージの狙いを定めやすくなる、ということです。 ついつい乗せられないように気をつけましょう。 緒戦 とはいえ、そんなことをつらつらと書いても、具体的にどうすりゃいいのよ、という方々。 早速試合経過を見ながら考えて見ましょう。今回は、戦略面重視で注目し、戦術面はまた後日(あれば)ということで。 (0:35) お互いにシールドスキルやアルカナスキルを持った使い魔がいないので、割り合いで有利に立つには、 相手が自陣に帰らざるを得ない状況を作り、その間に石を割ることが必要になってくるかと思います。 そのためには、このデッキならば双方が「一体落とし」を最優先に狙うことになるでしょう。 兎に角、相手が一体欠け、こちらが4体生き残っている状況を作ることです。 さて、緒戦のPTは、 手前:主人公、レナス、イセリアクイーン、【神秘】エルフ 相手:主人公、【掌握】セラフ、ペガサス、メデューサ 開幕PTの選び方のコツとしては、 @溜まりが早い低コスト使い魔で、かつ開幕で役に立つ特殊技を持った使い魔 A特殊技が使われていない状態で優位に戦える、高コスト使い魔 を優先的に選びましょう。 手前は、使い魔全員の溜りが遅いというなかなか開幕においてシビヤなデッキなので難しいところですが、 城主ならば溜め時間を稼ぐために開幕4速で組みたいので、エルフをフェニックスにするでしょうか。 しかし、PT編成の際にもう一つ、 中心となる高コスト使い魔が2体いるときは、それらが同時に死滅しないよう分ける。 ということも通常は出来るだけ心がけたいところです。 もっとも、お互い5枚デッキとなると、高コスト使い魔を重点的に運用する必要も出てくるでしょうから、今回はこの限りではありません。 その分、立ち回りの巧さが求められるところですが。 (0:59) 自陣に近いところに引き込んだところで、メデューサを落とせました。このPT同士では、かなり良好な成果です。 このゲームでの戦略的基本事項として、戦闘後に回復に戻る前提であれば、自陣に近いところで戦った方が得、ということがあります。 少し考えればすぐ分かることですが、この位置的優位を常に考えるようにして立ち回らないと、時に致命的失策を犯すことになるでしょう。 特に、相手側に攻め込みすぎて手痛い被害を受けるということは、誰しも経験があるかと思います。 ただし、自陣近くで戦う場合、相手も回復に戻るのでなければ、こちらのアルカナを削ったり、施設を封印するチャンスを与えることになります。 相手側に攻め込むことにもリスクはありますが、自陣に引き込むことにも当然リスクは付きまとうので、 戦闘位置によってどのようなリスクを背負うのか、を試合中は考える必要が出てくるでしょう。 たとえば、シールド持ちを含んだ相手PTを引き込む場合、こちらのシールドを封印されるリスクを背負いますが、 仮に戦闘で劣勢になり封印を許したとしても、控えにシールド持ちの使い魔がいれば、出撃時に修復する選択肢を持つことができますので、 控えの使い魔の状況によって、背負えるリスクが変わってくると言えましょう。自分のデッキで何が出来るのか、熟知することが大事です。 さて、相手のPTの中で最も落としやすいメデューサを狙ったことはよい選択です。 手前側の理想では、この後戦闘から離脱して右側の敵アルカナに走って割ることができればよかったと言えるでしょうが、 こちらも【神秘】エルフを落とされたので、自陣に帰らざるを得ません。 また、一体落として逃げる、の戦術は相手が4速だと難しいので、今回は別の攻め手を考える必要が出てくるでしょう。 (1:07) ここでアクシデント。 相手からすれば敵陣近くで戦ってしまったため、手前側にアドバンテージを与えてしまいましたので、 それを少しでも縮めるために、【掌握】セラフの特殊技を使ったわけですが、まさかの空振り。そのまま手前側がゲートに入ります。 これで、緒戦の結果としては、相手が自陣に戻るまでの時間まるまる分、アドバンテージを得ました。 このアドバンテージを利用する方法としては大きく分けて二つ。 @回復に相手より多くの時間をかけ、今の戦闘に使用した使い魔を回復させる。 A相手よりも早く出撃し、相手側のアルカナの上に陣取れるようにする。 特に5枚デッキでは、前の戦闘で使用した使い魔を繰り返す使う場面が増えますので、@の回復時間を長く取れることが大きな意味を持ちます。 逆に、Aのように早く出撃することで、相手に回復する暇を与えず出撃を強要することもできます。 第二戦 (1:15) 手前側はAのカウンター出撃を選びました。これは手前のように回復能力がある使い魔がいる場合、回復に割く時間を減らせるので特に有効ですね。 さて、逆に相手方からすると、ここで3つの選択肢が出てきます。むしろ迫られます。 @自陣に帰り、4体PTとして再出撃する。 A3体で手前側の攻撃を阻止する。 B手前側の施設を封印する。 基本的に3VS4の時点で圧倒的不利なので、通常Aの選択肢はありえません。 しかし、こちらの使い魔の戦闘力が高く、相手の主力が落ちて戦闘力が低下している場合なら、採る余地はあります。 特に相手がアルカナ入りPTで出撃してきたら、選ばざるを得ないことがあることでしょう。 ですが、基本的にそのような状況を作った時点で相手の狙い通りです。 今回の場合、相手も5枚デッキなので、エクセレントを取られるリスクを背負いたくありませんし、動画通り素直に退却するのが正解でしょうね。 (1:25) 再出撃した手前PTは、主人公、レナス、イセリアクイーン、フェニックス 手前側は左のアルカナを割る選択肢を選びました。4速なので制圧速度が遅いのは致し方ないところ。 今回はまるまる相手の帰還時間分有利を取った上にゲート持ち3枚なので、相手の左ゲートを封鎖する手もあったかもしれません。 もっとも、相手も4速かつゲート持ち生存、の状況では、ゲート封印するリスクに対するリターンが少なそうなので、 城主も左アルカナをなるべく割っていたかと思います。どちらがいいかは難しいところです。 (1:40) さて、相手方も陣容を建て直して再出撃、布陣は、主人公、【掌握】セラフ、クロ、ペガサス お互いに最大コストPTとなりましたが、ここで総力戦を挑むのはリスクが高いので、 手前方としては有利も取れたことだし適当なところで引き上げたいところ。 手前側は壁を作って石差を付けようとしましたが、相手側のような単体ダメージPTの場合、 普通の横陣を組んで壁を作ると、一体落としを狙いやすくさせてしまうことになります。 特にフェニックスは狙われるとまずい使い魔なので、壁は3体で作った方がよかったですね。 (2:28) お互い単体ダメージの応酬で、手前はフェニックス、相手はクロを失いました。 相手方としては、クロに特殊技ダメージが集中した時点で後方に下げることが出来たかと思います。 残り体力からすれば、優位を奪え返すチャンスになったのではないでしょうか。 第三戦 (2:45) さて、お互い再出撃して中央アルカナ上にて衝突。PTは 手前:主人公、イセリアクイーン、【神秘】エルフ、アヌビス 相手:主人公、【掌握】セラフ、ペガサス、アヌビス 衝突して早々、お互いにアヌビスの特殊技を掛け合います。……あまり意味はないでしょうかね。 神族デッキの場合、アヌビスの特殊技は石差を付けるための貴重な手段になることが多いです。 色んな場面で使える特殊技ですので、なるべく重要な場面まで温存するようにしましょう。 しかし、相手からすれば、イセリアクイーンの後退を防ぐ、という意味でリターンが得られました。 オーバーキルの打ち合いにより、闇武器を持っている相手側が有利を取れた展開です。 手前側は、出撃段階で【神秘】エルフによりイセリアクイーンを回復させてもよかったかもしれませんが、これは結果論か。 しかし、出撃直後に使わないのであれば、自陣で回復に時間を割いてもよかったかもしれませんね。 (3:30) イセリアクイーンを落とされ、【掌握】セラフの特殊技をかけられたことで、かなり手前側に不利な展開となりました。 【掌握】セラフの効果は非常に長いので、多少前線を維持して粘ったところで、あまり意味がないことが多いです。辛いです。 粘ってエクセレントを取られると、5枚型では致命傷となりますので、ここは不利を飲んで素直に引きましょう。 再出撃後の優位を取るために、手前方はなるべくダメージを与えようとしているようですが、そのせいで後方へ回り込まれています。 基本的に、引くときは攻撃を捨てて徹底的に引いた方がいいことが多いです。 (4:02) 結局後方に回り込まれたことで全滅する憂き目となりました。 しかし、回り込まれた時点で撤退に専念すれば、まだ全滅せずに済んだかと思います。 撤退時は相手を攻撃範囲に入れないようにして、ひたすら走る、を心がけましょう。 今回ならば、左側から回りこまれたので、無理して中央ゲートから帰還しようとせずに右側ゲートまで走ればよかったかと思います。 逆に相手側は、折角ペガサスいるので、エクセレント取った後ゲートを閉じてもよかったかと。 第四戦 (4:20) エクセレントを取った後、相手は中央アルカナを多少割り、手前が3体で再出撃したところで撤退しました。 相手側に十分なHPがあれば迎撃してもよかったでしょうが、ここは撤退が正解でしょう。 手前側ももう一度ゲートに戻る必要があるので、ゲートに戻った時点で仕切りなおしとなります。アルカナ残量は相手側が有利。 手前側としては再び自分から突破しなくてはならなくなりました。 (4:40) 再び中央アルカナで衝突。 手前:主人公、レナス、イセリアクイーン、フェニックス 相手:主人公、【掌握】セラフ、ペガサス、クロ 手前は復活直後の使い魔で戦うので、特殊技が溜まってない状態での戦闘になる分、短期戦では不利になります。 出来れば右のアルカナに走るなどして、時間を稼ぎたいところですが、アルカナ差がある状況では難しいでしょうか。 先にアルカナ残量でリードを取ると、こういった形で優位に進めることができるのが大きいです。 シールド持ちがいれば、多少劣勢でもシールド封印に行く素振りを見せて時間を稼ぐこともできるので活用しましょう。 戦闘の結果、再びフェニックス一体落としを喰らい、【掌握】セラフの特殊技をかけられるという相手の勝ちパターン。 ここは落とされた段階で自分側のアルカナへ引き、相手も引くようならば引き、攻めてくるなら瀕死の使い魔を狙って落としたいところ。 が、【掌握】セラフの特殊技に拘りすぎ、相手が引いた上で手前側が3体で石を割りにかかります。 残り数カウント、という状態でならばともかく、相手が再出撃してくる状況で、こちらが3体でアルカナを割るのは非常に不利です。 相手はこちらを放置して、右か左側のアルカナを4体で割りに行けば、それだけで優位を取ることができるでしょう。 これを阻止するために戦闘するにしても、3VS4で圧倒的不利を抱えることになるため、これは避けるべきでした。 (5:36) やはり相手は十分に回復した万全のPTで右側アルカナを割りに来ました。 布陣は、主人公、【掌握】セラフ、ペガサス、クロ 相手のデッキでは最も戦闘能力が高い編成で、手前側が3体で阻止するのは無謀な布陣です。 ここでどうしても阻止するならばサクリファイスを使うべきでしょうが、こちらに闇属性がいないので、サクリファイスしても阻止はできないでしょうね。 しかし、もし使うならば、死滅すると特殊技のLVが戻されてしまうイセリアクイーンで。 (6:16) 結局、手前はイセリアクイーンを落とされて撤退、相手は追撃してきましたが、仕留めきれず。 相手もエクセレントを取るのは望み薄だったので、追撃せずにアルカナを割り続けるのが正解だったでしょう。 結果的に、相手側有利だった割には、あまりアルカナを割れずに終わりました。 第五戦 (6:29) 手前:主人公、レナス、【神秘】エルフ、アヌビス 再出撃した手前側を見て、相手側はサーチ封印に移動。ここも相手側は割り続けるべきだったでしょうか。 施設封印をするときは陣形が乱れがちなので、弱った使い魔を守りにくくなることが多いです。施設上で戦闘する場合は注意しましょう。 5;36の戦いでの消耗はそう大きくなかったかと思うので、右アルカナを割りながら迎撃できたと思います。 さて、手前側はそれを見てアヌビスによる速度低下、これはよい選択です。 サーチを封印されると速度差を付けられてしまうので、中央アルカナに移動して割る相手の狙いを潰せた形になります。 さらに、やや消耗していたクロを守るために、相手側はサクリファイスを使用。これは手前側にとって美味しかったと思います。 アヌビスによって速度低下している状態ならば、手前側は逃げて距離を取れるので、まともに相手をする必要がなくなります。 サーチは失いますが、相手にサクリファイスを使わせることには、それ以上の価値があるでしょう。 (7:00) が、手前側はアルカナ残量の差が気になったか、右アルカナへ向かいかけたところで中央アルカナへ向かってしまいました。 これで移動時間分、相手が中央アルカナを割って有利を伸ばすことができます。 手前側としては、右側アルカナを割って時間を稼いでおくべきだったでしょう。 サクリファイスを使用している相手と戦うことは、その時点でPT戦闘能力で大きく優位を取っていない限り、避けるべきです。 ここで相手にサクリファイスを使わせておけば、右側アルカナを割った後で、 相手が左のアルカナをそのまま割りに行くにしろ、中央で迎撃するにしろ、向かってくるにしろ、 こちらのサクリファイスで戦闘能力を覆すチャンスが廻ってくることになります。 (7:47) 中央での戦闘は、手前側が主人公、アヌビス、【神秘】エルフを失う形で終結。やはりサクリファイスを使用した相手は手強いです。 レナスが残ったのはまだ救いがあるでしょうか。主人公のみになっていたら、再び3体で次の戦いをすることになっていたので。 第六戦 (8:08) 手前:主人公、レナス、イセリアクイーン、フェニックス で右ゲートより出撃、これはサーチを直すためですが、そのまま右アルカナを割りに行ってはいけません。 アルカナ残量で負けている時に対角線上のアルカナを交換することは相手を利するのみです。 理由は、対角線上で石が1つずつ残った場合、制圧力差がない限り、アルカナ残量が少ない方が自陣で防戦しなくてはいけなくなるからです。 そうなると、相手を迎撃しても、こちらは向こうの石を割れなくなってしまい、勝ちの目がなくなってしまいます。 本当は相手が石を割ることを阻止すべきところですが、サーチが潰されているので相手が左右どちらの石へ向かうか、確証が取れません。 双方の各アルカナの残量からすれば、高確率で左ですが、そうなるとこの時、 @左ゲートから出撃し、相手も左へ向かっていることに賭けて阻止する Aサーチを修復し、その後中央アルカナを割りながら相手の出方を待つ の策が考えられます。@の場合、相手が撤退、もしくは右アルカナに方向転換した場合、こちらが相手の動きを捉えられず、 追わなければいけない状況にある手前側は窮地に追い込まれる可能性があります。 このように「相手が逃げて有利な状況」では、サーチは早めに修復した方がよいでしょう。 中央アルカナで待機する理由は、こちらの左アルカナを割られている間にアルカナ差を付けられないようにするためですが、 相手からすると、左アルカナを割った後の立ち回りに苦慮することになります。 相手が攻めに出て右アルカナに走るようなら、こちらはその道中を叩くことができますし、 撤退するようなら、中央を割り切った後で右アルカナに移動し、こちらのアルカナを守りつつ、相手の石を割ることができます。 右の相手アルカナ上で迎撃に成功すれば、戦況を覆す目が出てきます。 (8:58) しかし、ここでやはり残量差が気になったか、サーチを回復した後で左へ阻止しに走る手前側。 しかしこれは相手の思う壷。左のアルカナを削って差を広げるとともに、 手前側を左に誘導することで、右のアルカナの守りを手薄にすることができました。 手前は相手ゲートまで追撃してしまいますが、この深追いによって、さらに不利を背負うことになります。 仮に1体落とせたとしても、大きな恩恵は得られないので、エクセレントが取れる見込みでもない限り、追わないべきでした。 (9:35) 右の手前側アルカナ上での戦闘、途中手前側がサーチを封印しましたが、今回は即右アルカナに向かうべきだったでしょうね。 結局、相手に壁を作られ、単体ダメージによるダメージ蓄積で主人公を落とされてしまいます。 相手より先にアルカナへたどり着くということは、この壁を作る、または作らせない、という部分で非常に大きい要素となります。 1秒の遅れが大きな差を生みますので、移動のタイミングにはご注意を。 (試合終了) 時間切れにて終了、手前側は大差での敗北となりましたが、相手にリードを奪われたことで、ここまで差を作ってしまったと言えるでしょう。 逆に、手前側が最初のリードをより上手く利用できていれば、相手に不利な立ち回りを強いれたと思います。 判断ミスはありますが、このゲームでは咄嗟の判断がものを言います。 慣れとともに判断力が磨かれていきますが、実際にプレイしている間はどうしても判断力が鈍るものです。 岡目八目とは申しますが、セオリーを頭に叩き込んでおけば、初心者の方でも試合中の判断力の一助となることでしょう。 それでは、長くなりましたが、この文章がLoV新規プレイヤーの開拓に繋がれば幸いにございます。 ご意見等ございましたら、Web拍手にてどうぞ。 基礎講座其の二「対戦車戦の計」はこちら |